唐突だが、自分は本田圭佑に感謝している。
2010年南アフリカワールドカップで日本を救ったからである。
特にデンマーク戦でのフリーキックが無ければ日本のグループリーグ突破は難しかった。
また、大会を通じて本田の強気なメンタリティがチームに強さをもたらした。
日本人離れした言動と行動。
これが本田圭佑という男の特徴である。
生き方も現実離れしている。
カンボジア代表監督とクラブオーナーとプロサッカー選手と教育事業を同時並行しているのである。
色々やりすぎて何をやっているか分からないとの声も聞かれる。
しかし、それがおかしいとか、もっと普通にやればとか、そういう感覚が既に古いのである。
既存のもの、既に想像できるもの、それが分かった時点で世の中にはありふれており、逆に言えば誰も想像できないものは誰もやっていない未知の分野。
誰もやらないことは競合が少ない。
新しい価値を創造していく。
そう考えただけでも、面白いと思いませんか?