僕の生き方ブログ

30代オッサンのつぶやき

地方公務員は誰でもなれる

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最近、起業について調べれば調べるほど、いかに公務員の給料が安定していて食うのに困らない職業だということが分かった。

決してものすごく高い給料ではないが支払われないことはないし、ボーナスも必ず出る。
病休していても出る。育休してても出る。
人に任せっきりにして遊んでても出る。
お金についての安定度は抜群だ。

しかし、安定していないものが1つある。
精神面だ。

地方公務員には、これといった武器(専門性?)を獲得する機会がない。
そもそも仕事の内容自体が民間に比べると浅いことしかやっていない。
道路整備も、建築部門も、自分で監督して建築している訳でもないし、ただただ委託して、たまに文句つけているだけである。

財政部門も、足し算引き算やってるだけである。後は数字合わせと重箱の隅をつつくのみ。
高校卒業できるくらいなら誰でもできる。

そして数年に1度異動することにより、リセットがかかる。
自己の帰属意識というか、セルフイメージが一旦リセットされ、また1からという気持ちになり、新人と同レベルまで地位が落ちる可能性があるので気持ち的には不安定だ。

そもそも、公務員は全体の奉仕者として様々な業務に当たるという前提がある。

駒でしかないので、そもそも専門性が求められる立場ではない(一部を除く)。

言ってしまえば、誰がやっても同じ仕事になるようにしなければいけない。
人によってサービスに違いが出てはいけない。
公共サービスだからである。
なのでやる気があって過剰にサービスしたい人はならない方がよく、民間で営業やったらいい。

そして、わざわざ高学歴がやるような仕事でもない。
昔は高卒のどこにも就職できないアレな人がなるような仕事だった。

試験問題も中堅の大学入試レベルかそれ以下で大したことはない。

今は公務員人気が落ちてきているので、受かりやすくなっている。
公務員考えている人は、受けてみるといいかもしれない。

入ってみると、ビックリするような低レベルな人が普通にいるので、そういう人を観察してみるといい。
周りに迷惑かけまくっているので。

そういう人がいなくなってくれれば、周りのやる気も上がるのに。