僕の生き方ブログ

30代オッサンのつぶやき

地方公務員になる人

大学時代、電気通信大学の知り合いがいて、あんた将来何になるの?と聞かれて、「公務員だよ」と答えたところ、公務員か〜、面白くないね!と言われたことを思い出した。


高校時代くらいから、特にこれといった夢は無かった。サッカーが好きなのでサッカー関係の仕事なんか無いかなと思った時期はあったが、漠然と地方公務員なら俺でも食いっぱぐれないかなとの気持ちがあり、目指すことになった。

電気通信大学は、偏差値の高い理系の大学だ。
学生の殆どは意識が高く、将来設計もきちんとしている。その方達からすると、大学時代に学んだことを活かせない公務員は、全く魅力がないらしい。

一方で自分は大したことない大学の文系だ。
地方公務員ならまあまあいいかなというレベル。
学生達も一部を除けば意識は高くない。


ただ、自分はそういう多数の意識の低い遊んでばかりの学生とは違うとの意識で過ごした。
それが今の状態に繋がっているのだが、果たしてこの公務員という仕事に本当に魅力を感じて就職したのか?と考えると、それには疑問符が付く。

おそらくだが、多くの人は、長男だから地元に戻るとか、結婚して安定した仕事をとか、前の職場はノルマがきつくて辞めたかったからとか、「仕事」以外の理由で公務員(行政)を選んでいる。

なので、尖った人材(本田圭佑みたいな?)は非常に少ないと思う。


でも、別に最初はそれでいいと自分は思う。
前の記事でも触れたが、結局は公務員になってから、どれだけ自分のキャリア形成について考えられるかだからだ。

逆に、最初から目的がしっかりしている人ほど現実に失望して辞める傾向が高いと分析している。
そういった方は、個人事業か自分の実力を活かせる会社が向いている。


地方公務員は、場面場面によって自分を変えていける、そしてキャリア形成の見直しができる、カメレオンのような人が向いているのかもしれない。